お手伝いしたい盛り

こんにちは。
2回目のスパイシーカレー作ったら、なんとも微妙な味がしたので、すでに出店の夢はついえてしまいました井尻です。

え？　もう飽きたん？　はやない？

さて、娘はなんでも自分でしたがる時期に入りまして、
お手伝いもたくさんしてくれます。



でも、邪魔でしかない…。



そういえば、私の舞台の仕込み時の事を思い出した。



みんなで一緒に舞台を作っていきます。
人手がいる作業で、広い舞台の床にパンチカーペットを敷いたり、リノリウムというツルツルしたシートを敷くのを手伝ったりします。

要所要所で、何ミリ単位で測定して舞台設営しないといけないところもあります。
ところが、全てがざっくりな私は、
張り切って「手伝います！」というたものの、
こんなもんかな？的な感じで（ちょっと適当に）しておりましたら、
きっちり見透かされておりまして、
舞台監督さんから
「えっと、井尻さん以外の方で～」と言われてしまいました。

どうもすみません。

とすごすごと、楽屋に帰って、別の作業（楽屋の掃除とか）
に励んだことを思い出しました。

大丈夫。泣いてないから。

もう、邪魔でしかない。



ところで、子どもはとにかく水が好きですね（うちの子だけか？）
洗面台で水出して遊んでおり、いい加減やめてくれ！　と洗面台に行ったら、
なんと！　
激落ちくんで洗面台を掃除してて感動した！
うちの子、スゲー！


そのまま育っておくれよ～！

周り水浸しやったけど、もう多くは語らん。

と、優秀（と信じている）なわが子に満足していたのに。。

昨日、保育園から帰ってお着替えさせようとしても、
全然着替えないどころか、服を着ること自体を拒否しよりましたので、もういいかと、
全裸のまま放っておいたら、あろうことか、
じゅうたんの上でおしっこしよりました。



ひえ～てなって、なんてことしてくれんるんだ！
保育園ではちゃんとトイレトレーニングうまくいっているらしいのにぃぃぃぃぃ！
と悲しくなって、シンデレラみたいに這いつくばって、
ぞうきんで延々掃除していたら、
どこからか掃除用のウエスを持ってきて、
全裸で「おそうじ♪　おそうじ♪」と歌いながら、
濡れたままのウエスで窓拭きはじめました。


しかもなんか、洗剤ついてる！？

これ、おむつバケツの洗剤水に浸して持ってきてるやん！


振り返ってみると、洗面所からリビング通っての道中、ヘンゼルとグレーテルのように、しずくの跡が点々と落ちてる。。。

ねぇ、誰が掃除すんねん。誰が掃除すんのさ。

もう、邪魔でしかない。




まず、しずく跡のじゅうたんの掃除。
それから、窓ふき掃除を。
このあと、洗濯物取り入れて、
ご飯の用意と
お風呂と。。
あ～いっぱいすることある～。

日が暮れる～。


と考えながら
無心に、魂抜けた状態で、
掃除していました。
ふと頭をよぎったこの言葉。




父上さま、母上さま、三日とろろ美味しうございました。智絵はもうすっかり疲れ切ってしまって走れません。何卒お許しください。。。




・・・。
いやいやいや、悲運のマラソンランナーごっこしている場合ではない。




あ、そうだ。娘に服着せなきゃ～と、
うつろな目で娘を探したら、
全裸のままベランダでうんちしてました。
（お食事中の方ごめんなさい）

なぁ、これは修行か？　来世への修行なのか？

夕焼け空をバックに、本人、とても気持ちよさそうでした。


子育ては試練だ。